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マンション管理人Kの日々

賃貸マンション・不動産管理を行うKの日記です

早朝の電話

朝6時過ぎに下の部屋で電話が鳴った。

 

もう起きる頃だなと夢うつつで思ってた所だったが、起こされるのはどうにもツライ、、。

 

早朝だし、何か身内に不幸でも、、?  見たことのない番号で、調べてみると警備会社のコールセンターからと分かった。

 

折り返し電話すると「管理マンションの4階部分で火災報知器が鳴動しています」との事。

 

現地で4階の入居者さんに当たってくれたみたいだが、4室中1室しか在室でなく、その部屋も問題なし、他室も特に問題がなさそうとの事。出社後に対応することになった。

 

さて、現地に行ってみると、4階からの発報というのは分かるが、どの部屋かは分からない。

確かに現地では問題なさそうとのことで、いったん引き上げる。

 

会社に戻って、入居者さんに電話をしてみるが、なかなか連絡が取れない。

 

消防点検をしてもらった業者に連絡を入れて事情を説明。早朝だったら、エアコンの風が直接当たって発報したのではないかとの事。

 

昼前に改めて現地に行って、業者さんに説明を聞きながら、制御盤の発報状態を解消する。

誤作動で問題なかったのかなと、様子を見るが問題なさそう、、と引き上げる。

 

、、、

、、、

 

2時間ほどしてに同ビルのテナントから、「火災警報のベルが鳴ってます」と入電。電話口ではベルの音がしている。

 

急ぎ現地に向かう。現地に向かうと、かなり離れていても、現地の方向から非常ベルが鳴っているのが聞こえる。

 

うわ~、非常ベルが直接俺を呼んでるよ。自分で止めない限り、音は鳴り続ける。

 

オートロックを開け、つんざくような非常ベルを通り過ぎ、管理人室の制御盤でベルを停止する。

 

、、、と、今度は「火災の場所を確認してください」と女性の声が何度も大音量で鳴り響く。

 

音響停止ボタンを押すと、そのアナウンスは沈黙した。

 

ようやく大音量が止まった。

 

4階の各部屋を訪ねるが、誰もいない、、。煙もニオイもない。

 

誤発報解消後、2時間で再誤報、、となれば、再度発報を解除しても、同じ事の繰り返しだろう。

再度業者さんに電話を掛けると、2時間後ぐらいなら現地に来れるという。

 

制御盤のウォーニングランプは点滅したまま、一旦現場を離れる。

 

2時間後、、再度現地に向かう。連絡の付いた入居者さん2人から、入室の許可をいただけた。

 

それぞれに入室して、業者さんと、熱感知器を調べるが、どちらの部屋のどの感知器が反応しているのか、いないのか、分からない。業者さんも営業先から駆付けてくれたので、十分な道具もなかった。

 

しかし、熱感知器を見るに、1990年製。はや、30年近く前の製品である。

 

メーカーでは15年を目途に交換するようにアナウンスをしているそうだが、むしろ良くもってくれている方だろう。

 

制御盤にもハンダなどを使った基盤などがあるだろうし、10年以上経てば、いつ壊れてもおかしくないと思う。

 

30年近く経っていて、誤報を起こすようであれば、もう寿命と見るしかないだろう。

 

火災報知器を発報エラー状態で放置すると、他の階から本当の火事があったときに発報があったときに分からないので、一旦4階から誤発報してもベルが鳴らないように、業者さんに配線を抜いてもらって、待機状態に復旧した。

 

この状態では4階で何かあったときは、やはり発報しないので、早めの交換が必要だ。

 

最近の火災報知器では、リセットしない限りはどこの感知器が原因で発報したかも履歴が残るようになっているらしい。

 

一方で、消防関連のものは、法規適合の必要性があるからか、正直やたらと値段が高いのも、家主さんを悩ませる問題である。

 

かと言って、入居者さんの安全を考えれば、費用をカットしてしまうことはできない。

 

そして、家主さんが費用面で御同意いただけても、入居者さんが在宅の時でないと、工事作業ができない。

一人住まいが前提の1ルームマンションなので、入居者さんが在宅のタイミングが少ないのだ。

 

全居室・全館のものを取換えないといけないので、工事をするのも大変、、。

 

管理人Kを悩ませる問題が、今日もまた待っている、、。